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『月がきれい』は全体的に生っぽい!良作の予感【1話感想】

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2017年春アニメ放映が続々と始まっていますね!

今回はその中でもアニメオリジナル作品である「月はきれい」をピックアップしてご紹介します。

尚、このアニメは1話ごとにレビューを連載する予定です。

まずは6日(木)に初回放映された1話についてレビューしていきたいと思います!

 

『月がきれい』作品概要

ここでは注目ポイントを箇条書きでお伝えします。

詳細は『月がきれい』公式サイトをご覧ください。

 

・英語タイトルは「as the moon, so beautiful.」(訳:月のように美しい)

キャッチコピー“I love you をそう訳したのは、太宰だったか、漱石だったか……”からも分かる通り、タイトル「月がきれい」は夏目漱石の逸話に由来する「月が綺麗ですね」から取られています。

主人公・安曇小太郎が文学部部長だという設定からも、本作品の主軸の一つとして「文学」が置かれていることがうかがえます。

英語タイトルは「月が綺麗ですね」の意訳になっていますね。

中学生の淡い恋愛模様を描いているとのことで、最終回を予想させるようなタイトルに今からラストが楽しみです。

 

・舞台は川越(埼玉県)の中学校(モデル校は明星学園)

キービジュアルで満開の桜が美しい場所は川越の氷川橋がモデルになっています。

・制作会社はfeel.

「だがしかし」は、タイアップしていた懐かしい駄菓子や、三白眼のヒロインが人気を博しましたね。

直近では「この美術部には問題がある!」の作画がとっても可愛かったと記憶しています。

 

・キャラデザはloundraw氏

ボカロPで有名なすこっぷ氏が率いる音楽グループ「三月のパンタシア」のイラストレーターとして参加。

そして、2017年に映画化する大ヒット小説「君の膵臓を食べたい」の書籍イラストを手掛けた、今ホットなイラストレーターです。

なんと今年大学を卒業したという超若手!今後の活躍が楽しみですね。

 

・OP&EDを歌っているのは声優の東山奈央さん

作詞を川島あいさんが担当しています。

どちらの曲も、作品の柔らかな雰囲気をよく表していてとても癒されます。

 

「月がきれい」あらすじ、スタッフ紹介はこちらのページが詳しいです。

オリジナルTVアニメーション『月がきれい』4月より放送開始!|リスアニ!web

 

 

1話視聴感想:全体的に生っぽい描写がとても良い!

 

第一印象として、とても丁寧に細部まで作りこまれている作品だなと感じました。

個々の登場人物を妙にキャラ立ちさせることなく、「中学生の日常」の範疇を出ないよう細心の気配りがされています。

手を伸ばしたら触れられそうな、リアルな思春期が描かれています。

肌感覚で観れるので実写に近い印象を受けますが、しかし描かれる光彩の美しさは現実以上で、アニメーションならではの力量を感じさせられます。

昨年大ヒットした『君の名は』も、背景描写が非常に美しいと話題になりましたよね。『月がきれい』も引けを取らないですよ。

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とても美しい帰り路 TVアニメ『月がきれい』第1話「春と修羅」から引用 ©「月がきれい」制作委員会

 

また、主人公・安曇小太郎と水野茜が次第に惹かれていく様が、十分な尺でじっくりと描かれています。

普段恋愛パートに厳しい方でも、『月がきれい』にはきっとうならされるはず!

目が合う・合わないの間の取り方、ぎこちなくも会話しようと懸命になる様を、これでもかっ!というくらい見せつけられるので、(良い意味で)非常にこっぱずかしいです。

舞台が中学校ということで、エロ要素を求める方には期待値が低い作品かもしれませんが、そんな時は文学に傾倒している小太郎くんの視点に立ってみてください。

アニメタイトルのみならず、実はアニメ各話も文学にまつわる引用になっています。

1話「春と修羅」は宮沢賢治の詩タイトル、2話「一握の砂」は石川啄木の歌集タイトルです。

また1話時点でのモノローグは小太郎くんのみなので、これは2話以降も小太郎視点重視で話が進むことが予想されます。

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安曇小太郎 TVアニメ『月がきれい』第1話「春と修羅」から引用 ©「月がきれい」制作委員会

性的なものに過敏になっている彼の様子もしっかり描写されているので、「甘酸っぱい」とうたっていようが侮れません。

ちなみに、1話では小太郎君が太宰の小説をそらんじるシーンが2度登場します。彼のイチオシは太宰治なのでしょうか。

 

感嘆詞の多い会話が何か……えろい……

安曇小太郎の声を担当しているのは千葉翔也さん。子役出身で俳優もされている方です。

水野茜の声を担当しているのは小原好美さん。今年度から活躍の目立つ新人声優さんです。

茜は陸上部にありがちな活発キャラではなく、人見知りでいつもキーホルダーのぬいぐるみを指先でぐにぐにしています。

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緊張している水野茜 TVアニメ『月がきれい』第1話「春と修羅」から引用 ©「月がきれい」制作委員会

小太郎と会話するのも精いっぱいで、用具室で二人きりになった時のためらい方が非常にかわいらしいです。

一方の小太郎も多弁な方ではないので、あわあわしている彼女に「ええ……」「ああ……」と中途半端な相槌を打ちまくります。

台詞なしにお互いの間を確認するような声の出し方、演技は、声優さんさすが!としか言いようがありません。

目をつぶって聴くと悶えます。ぜひみなさんもやってみてください。

 

「ライン」を巡ってストーリーが動くところが生っぽい

1話前半で小太郎・茜の関係性をじっくり描いたところで、後半は少し進展が見られます。

そこで二人を繋ぐきっかけとなるのが「ライン」です。というか全体的にラインの話が多い。

「ライン」にストーリーの導線を任せるのがうっとうしいと感じる方もいるかもしれませんが、どちらかというとそのうっとうしさが、妙なリアルっぽさを増長させている感じがします。

物語としては賛否両論かもしれないラインの多用、でもそれは制作陣営の「リアル」へのこだわりを強く表しているのではないでしょうか。

余談ですが、1話エンディングでは茜の姉が話中で交わしていたと思われる「彼氏さん」とのトーク画面が表示されていて、最後までほっこりさせてくれます。

 

「月がきれい」1話がyutubeで観れます!

本日11日より『月がきれい』1話が無料公開されています。

1週間限定配信ということなので、テレビで見逃した方はぜひチェックしてみてくださいね。

 


今回は『月がきれい』第1話のレビューをお届けしました。

第2話レビューは19日に更新予定です。

 

 

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